Yellow

黄色なんてらしくないね。

そんな人からのイメージに

自分を押し込めたりするもんかい。

そう、ロックは人を"らしさ"に閉じ込めることも

細かい能書きや理屈をとやかくたれることもない

こちらから歩み寄れば諸手を広げて歓迎してくれる

真のロックの精神は

愛と平和だ。

白人も黒人も黄色人種も赤も関係ないに決まってる。

ロックの魂。それは人類を救う、ひいては地球を救うのじゃないか。

ロックは音楽のジャンルでもない

レゲエミュージックにロックがあり

パンクに、フォークにロックがあり、メタルにあり、ジャズに、ブルースに、ヒップホップに、クラシックにすらすでにロック魂は内包されていたのだ。

本物の、最高の音楽にはロックが転がっている 。

ロックンロールミュージックに惹かれたというよりも

ロックンロールが体現する精神性に惚れた。

つべこべ言わず、踊ろうぜ！

そういえば、19歳の時、東日本大震災があった。

10ヶ月ほどボランティアに打ち込んだが、そこでのニックネームがマックだった。

長袖や長ズボンをいつもまくっていたから、そのときのボランティアリーダーが、とっさにマックと呼んだ。

子供達にとっても呼びやすく、なかなかにいいあだ名だった。

それと高校のとき、マックのポテトが大好きだった。

もちろん今も好きだけど。

このYellowという曲には

マクドナルドも出てくる。

大阪で歌うときは、マクドにしないと。

ニックネームだったことは、アルバムが完成して、ほんのつい最近思い出した。

それも含めて、気に入った。

想い出が入っているのもいい。

黄色は、自分の意識の中にあまりなかった色だ。

だから今では余計に好きだ。

向日葵も黄色い。

黄色は至る所に。

素敵な色だ。Yellow。