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  • 執筆者の写真Yuma Dobashi Official

海は鳴り止まない




人の真似事になるのは嫌なので(というかダサいので) パクるなら上手くパクりたいし(どうせなら盛大にパクるのもありだけど相手や時系列に依るし) できることなら似たようなことは避けたい 理想は誰かのやったことの延長線上にあることに手をつけるならそれよりもはるか上をいく方がいいが上には上がいる 手をつけない選択肢が思いつくなら尚良いがこれはハードルが高い 人に真似をされるのも嫌なので(というかその人がダサく見えて嫌になっちゃうので)似たようなことを後からされたときは逃げるようにそれをやめたくなる そして新しくもないであろう別の、時流に乗ってないことをやりたくなる 曲を作って歌ってる人はゴマンといるのに そこでどうやって差別化するのかは簡単だったが 時間がかかるのは目に見えていた みんながやってることをやめればいい

戦地を離れ戦わなければいい

上京する を  地元(富士山麓だったからなおさら)にとどまる にし ラブソングで大衆の人気を狙う を  ラブソングには重きを置かないやつ にし カバー曲で客寄せキャラ を  オリジナルしかやらないキャラ にし 元気の出る応援歌 を  声無き叫びの代弁歌 にし ありがちで耳馴染みのいい詞(ことば)を断固拒否できる眼と感性を養い 上手いっぽいだけの歌い方を目指すのを避け "シンプルにいい曲"を書くためだけに全ての経験を使う気で日常生活を送り

極め付けに

本当に実際に"シンプルにいい曲"を書く。 肉を食いながら殺生について考え 誰かを憎みながら愛について思いを巡らし 自然は尊いと感じながら車を爆走させ 静かな夜にほど音楽を感じる 富士山麓にとどまってよかったと 今以上に思うであろう未来を想う。 ストリーミングやライブ配信はデジタル 生ライブや手紙はアナログ アナログをシャットアウトされた今 デジタルに大勢が移行していく今更 流行りはほぼ確実に廃り 新しい流行りが生み出される YouTubeやzoomに注目が集まる今更現代を ひとつの時代とすれば この次の時代がまもなく来ることは明白 人は 時代に乗っていると思わされながら 乗っているその時代はもう古い そこはもう目的地に着いて役目を終えた船の置き場 実はすでに次の船は新たな世界へ向けて発っている 新たな航路を開拓しているところだ その船に乗る頃にはもう 次の目的地に運んでくれる性能を持っていないのに 人は我先にと乗り込む 船を乗り換える人生は虚しいと思った 進んでも進んでも目的地へはたどり着かない 目的地を求める人生は辛いと思った 着いても着いても終わらない 変わらないものになるしかない そこに海があった 多くの人は気がつきにくいが 航海をしているときもしていないときも 常に海だけはそこにあり そこに鳴り響いている旋律は変わっても 鳴り響いている ということだけは変わらない これらはすべて音楽活動で土橋悠宇が決めていること その結果が出るまでにはもう少し時を必要とするけど 必ず来る 短気なようでこの長期戦とは相性がいいらしい ホトトギスが鳴くまで待とう 必ず鳴くことを知っているから。 ぶっちゃければ実は、現代において ある観点から見たときに 土橋悠宇の書く詞に敵う詞を知りません。 そのくらいの自信と "そう思っているのは自分だけだとしても一向に構わないのさ" と身構える保身 の表裏で生きています。 創作者は互いにそうあるのが清いと思います。 それは敬い合う心と矛盾しないので。 以上

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